2学期の授業が本格的に始まっています。また、子どもたちがおこなった夏休みの課題や作品も掲示や展示されています。6年生多目的室には理科の自由研究が展示・掲示されていました。夏休みに時間をかけて研究した成果が感じられます。お盆の頃、テレビのニュース番組で夏休みの課題のことが取り上げられていました。小学生がアナウンサーの質問に次のように答えています。小学校4年生「理科の自由研究が、つらい。いろいろ調べるのが大変。テーマはまだ決まっていません」、小学校6年生「1年生のころとかは、よくわからなかったけれど6年生になってきたら研究するのが好きになってきた」 また1年生のときに自由研究でおこなったAEDマップが人命救助の役にたった、というエピソードもこのニュース番組では取り上げていました。
自由研究では、テーマを決めることに面白さや自分の興味関心が表れていると思います。そしてテーマを決めることは、主体的な活動になっているようにも思います。もちろん、最近は自由研究のネタもweb上に多種多様あり、それを参考にしている場合もあるでしょう。それでも、研究というのは過去の先行研究を参考に再現したり、方法を変えたりしておこなうものです。「学ぶ」という語源が「真似ぶ」と言われるのもお手本や見本を参考にして自分の学びにしているからです。
自由研究は名前の通り、自由な研究であり何を研究するかは自由です。子どもの発想が楽しいです。2学期の活動においても子どもの自由な発想が遺憾なく発揮してくれるようにサポートしていきたいと思います。